今月4作目の映画は「バトル・オブ・ポイントマン」。
ベトナム戦争が主題の映画です。
ベトナム戦争といえば、戦争後の兵士の精神問題が話題になったと記憶しております。
日本でも人気のミュージカル「ミスサイゴン」も、ベトナム戦争がテーマです。
(ミスサイゴンのオーディション受けたのが懐かしい…)
でも実は「ベトナム戦争のこと、よくわかってないな…」と思って観てみました。
(オーディション受ける資格なし…(;’∀’)←)
「バトル・オブ・ポイントマン」はアメリカ映画です。
戦争映画って、戦争に巻き込まれて、その人たちが葛藤して、最終的に「戦争はよくないな、やっぱり平和が1番」なんていう感想を持ちがちだけど、この映画は全然違った。
圧倒的「悪」という役が存在しないからこそ、「悪」を倒す爽快感を感じる映画でもなく、
戦争に巻き込まれた悲劇に涙する映画というわけでもなく、
兵士たちの心情、それぞれの立場ゆえのさまざまな葛藤に
ただただ集中させられた映画でした。
「これが正解」というものがないからこそ、スッキリ感もない。
いや、むしろ「何が正解か分からなくなる」。モヤモヤ…
もちろん戦争に正解なんかないとは思うけど…
自分が戦争の場にいたら、どんな立場になるんだろう…なんて考えた時に思ったのが
「人を殺す恐怖」「いつ殺されるかわからない恐怖」
に居続けると、自分自身を保つことは難しいということ。
無理、無理…
全部を見なかったことにして、ただひたすら逃げたいと思う気がする。
でも、国の兵士として「逃げる」という選択はできないわけで…
そうしたら、自己防衛本能マックスになって、「普通」ではいられなくなるんじゃないかな。
「生きる」か「死ぬ」
常に、究極な問が側にある生活というのは、考えられないストレスだろう。
そう思うと…役者さんたちの表情。すごかったな‥‥